【専門家監修】意外!原因は「首」にアリ?肩こり&猫背を直して美姿勢GET☆

モテ子
モテ子
肩をほぐしても、猫背も肩こりも改善しない人は必読よ。

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皆さん、人の身体に筋肉がどれくらいあるかご存知ですか?…という質問は以前にもしたことがあると思いますが、覚えていらっしゃいますか?人の身体にはおよそ400個の筋肉(骨格筋)があり、それこそ頭のてっぺんからつま先まで、骨格を動かせる場所には全て筋肉が付着しています。今回はその中でも特に肩こりの原因となりやすく、そして猫背を改善して美しい姿勢をキープするために重要な筋肉にフォーカスを当てて説明していきたいと思います。

胸鎖乳突筋ってどんな筋肉?

今回取り上げるのは「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」という筋肉です。耳慣れない名前かもしれませんが、筋肉の名称は付着している部分の名称をつなげて命名しているパターンが多く、今回も「骨」と「骨」と「起」をつないでいる肉、というのが名前の由来です。ちなみに「乳様突起(にゅうようとっき)」というのは耳の後ろあたりを触るとポコッと出っ張って感じる突起状の部位で、首を動かしたり支えたりするための筋肉の多くが付着しているポイントです。

簡単に説明すると、胸鎖乳突筋は後頭部から首と胸の境目あたりをつないでいる筋肉です。仰向けになって頭だけグイッと持ち上げるような姿勢をとると、首の両脇から胸元にかけて太い筋肉が盛り上がるのが確認できると思います。それが胸鎖乳突筋です。

この胸鎖乳突筋が働く(ギュッと縮む)ことで、首を左右に回したり、上を向く際に頭を後ろに傾けたり、あるいは頭を前方に突き出したりすることができます。また、頭部を固定して胸鎖乳突筋が働く際には、付着部である胸骨や鎖骨を上方向に引き上げるという働きもあり、それによって呼吸時に胸郭と呼ばれる肋骨全体を持ち上げ、広げることが可能となります。深呼吸をする際に胸が膨らむのを実感できるかと思いますが、それも胸鎖乳突筋の働きのひとつです。

ちなみに、胸鎖乳突筋が走行している下にはリンパ節(深頸リンパ節)が多数存在しているため、感染症などの影響でこのリンパ節が腫れてしまうと筋肉に圧迫や刺激が加わり、過緊張を引き起こすケースがあります。また逆に、この筋肉が緊張した状態が続くことでリンパ節が圧迫され、リンパの流れを阻害することにもつながってしまいます。

胸鎖乳突筋が原因で身体に起こる悪影響とは?

上記のような働きを持つ胸鎖乳突筋ですが、どのような場合に負荷が掛かりやすい=コリが発生しやすいのでしょうか?

一番負担を掛けやすいのは、背中から肩を丸めて首を前に突き出しているような姿勢、すなわち猫背です。猫背の状態をキープしてしまうことで胸鎖乳突筋は強制的に縮められた状態となり、必要以上の負担が掛かり続け、やがて固まって柔軟性が失われてしまいます。それによって身体をまっすぐに戻すような正しい姿勢を取ることが困難となり、猫背のような不良姿勢はより定着してしまいます。そしてさらに胸鎖乳突筋には負荷が掛かり…といった悪循環に陥ってしまうのです。

猫背の原因には、他にも様々な筋肉の影響が挙げられますが、少なくとも「身体の前面から頭を引き下げる」筋肉である胸鎖乳突筋の影響は大きく、肩から背中にかけての筋肉をどんなにほぐしても姿勢が改善されない場合、この筋肉が正しく働くことができているかどうかを疑ってみる必要があります。胸鎖乳突筋のほぐし方に関してはこちらのページに記載されています。参考にしてみてください。

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まとめ

スマホ操作や職場でのPC作業、あるいは日々の習慣の中でついつい取ってしまう悪い姿勢など、私たちの日常において無意識のうちに胸鎖乳突筋に掛けている負担は大きいと言えます。あらためて日頃の姿勢の中で、自分の身体のどの筋肉が働いてくれていて、どの筋肉に負担を掛けてしまっているのか、意識してみるのもいいのではないでしょうか?普段とは違う意識をもって自分の身体を見つめなおすと、新たな発見があるかもしれませんよ!

Author

野田 力
野田 力高円寺駅前整体院 院長
2004年に開業して以来、女性特有の身体の変化に起因する不定愁訴を改善するべく奮闘しています。家に帰れば二児の父。晩酌は日々欠かしません。
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※検証レポートは編集部で試した感想をもとに作成しております。効果を保証するものではございません。

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