【専門家監修】スマホ首は改善できる!?予防策とエクササイズを伝授

モテ子
モテ子
「スマホ」関連だからって、流行に乗っても良いこと無いわよ。


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皆さん、いつもMotecoBeautyの記事をご覧いただき、ありがとうございます。ところで皆さんがこの記事をご覧になっているのはPCでしょうか?それともスマホやタブレット?スマホでご覧になっている方は、そのまま上半身の姿勢をキープして鏡の前へ移動してみてください。鏡に映る貴方はきっと、背中全体が丸まって頭を肩より前に突き出した姿勢になっていると思います。近年「スマホ首」や「PC首」などと呼ばれるその姿勢が、肩こりや頭痛の原因として注目されています。実際に身体にどのような影響を与えるのか、あらためて検証してみましょう。

スマホ首の正体はストレートネック?!

「スマホ首」「PC首」などと呼ばれているのは、一般的には「ストレートネック」と言われる頚椎のカーブが失われてまっすぐな状態の姿勢です。首の骨(頚椎と言います)は7つの骨から構成されていますが、本来は緩やかに前方向に湾曲(前弯)しています。その前弯があることでクッションの役目を果たし、身体に負担をかけずに重たい頭を支えることができるのです。しかし、首を前に突き出した姿勢を長時間維持してしまうと、この前弯が失われてしまい、頚椎はまっすぐに伸ばされた状態で固定されてしまいます。これがストレートネックと呼ばれる状態です。

ストレートネックは、長時間続くことで頭の重さを支えるクッションの作用が損なわれて、首から肩周辺の筋肉に直接負担がかかるようになります。それによって筋肉が硬直してコリを発生させやすく、肩こりや頭痛の症状につながりやすくなります。また、筋肉の硬直によって頚椎の柔軟性が失われると、首の関節の可動域が狭くなり、上を向いたり振り返ったりといった動きが痛みを発生させやすくなります。

さらに、首が前に突き出る姿勢になると、身体はバランスを保つために肩から背中にかけて前に丸まった姿勢を維持しようとします。そうすると、肩が下がり、肩甲骨と胸骨をつないでいる鎖骨も一緒に下がります。鎖骨の下には、「腕神経叢(わんしんけいそう)」という首から腕につながる重要な神経の束が通っており、鎖骨が下がるとそれらの神経が圧迫され、腕の痺れや脱力感、感覚麻痺などの原因となる場合もあります。これは、いわゆる胸郭出口症候群と呼ばれる症状で、従来は筋力が弱くなってくる40代以降の女性に多かったのですが、最近ではそれより若い20代〜30代の女性にも多く見られるようになっています。そのような深刻なトラブルにつながる前にしっかり改善していきましょう。

スマホ首の予防法と改善のためのエクササイズ

スマホ首の予防策としてはシンプルに「長時間同じ姿勢を維持しない」ということにつきます。人の身体は、同じ姿勢を維持するだけでも様々な筋肉が使われていて、支えるために硬直した筋肉には着実に疲労が蓄積して柔軟性が失われていきます。特にスマホゲームやSNS、PCによるデスクワークなど、時間を忘れてついつい熱中しがちな作業は要注意。電車の座席やトイレの中、あるいは部屋でひとり、ぼーっとスマホを見ている時などは無防備に背中が丸まりやすいので、そのような時には常にあごを引いて背中が丸まらないように意識することが大切です。

デスクワークでPC作業中など、ついつい集中して同じ姿勢を維持しがちですよね。こまめに立ち上がって身体を動かしたり伸ばしたりできれば理想ですが、難しいようならせめて以下のようなエクササイズをこまめに取り組むと良いでしょう。

首の柔軟性を回復させるためのエクササイズ


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  1. 背筋を伸ばして椅子に腰掛けます
  2. 手を後ろで組み、息を吸いながら肩をゆっくり後ろに引きます
  3. その姿勢のまま顎を引き、息を吐きながら上を向くようにゆっくり頭を後ろに倒していきます※この時に肘をしっかり伸ばし、組んだ左右の指を遠くに引っ張ろうとするとより効果的に肩を引くことができます
  4. そのままの姿勢で3秒維持し、しっかり息を吐ききります
  5. 頭を起こし、肩の力を抜きます
  6. ②からくりかえします

エクササイズとしては5回で1セット、1日4セットを目安に取り組みましょう。あるいは、気が付いた時にこまめに取り組むのも効果アリです。

まとめ

「スマホ首」という言葉で近年知られるようになったストレートネックですが、それ自体はスマホが登場する以前から指摘されてきたものです。スマホに限らずノートパソコンやデスクトップPC、携帯ゲーム機、果ては文庫本から漫画雑誌まで、背中を丸めて首を突き出すような姿勢が長時間続くことが原因で発生することには変わりありません。スマホ使用時に限らず、常に意識して美しい姿勢を目指しましょう!

Author

野田 力
野田 力高円寺駅前整体院 院長
2004年に開業して以来、女性特有の身体の変化に起因する不定愁訴を改善するべく奮闘しています。家に帰れば二児の父。晩酌は日々欠かしません。
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※検証レポートは編集部で試した感想をもとに作成しております。効果を保証するものではございません。

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