女性の体脂肪率の下限は15% ダイエットと生理不順の関係

モテ子
闇雲に痩せまくろうって考えるのはNGよ。

アナタはダイエット中、体重だけでなく体脂肪率も測っていますか?体脂肪率は、健康度病気のリスクをも知らせてくれる、大切なバロメーター。以前『MotecoBeauty』では、見た目は痩せているのに体脂肪率が高い「隠れ肥満」についてご紹介しました。今回はその逆、「低すぎる体脂肪率」のリスクについてお話しします。脂肪は子宮周りを守り産める身体や正常な月経をキープする重要な役割を担っています。ダイエットにのめりこんでしまったり、「体脂肪率は低ければ低いほど良い」と考えてしまうのはとても危険。今、日本だけでなく世界中で、行き過ぎたダイエットにより苦しむ女性が増えています。健康とスリムを両立できる理想的な体脂肪率とは、一体どのくらいなのでしょう?「これ以上は下げて欲しくない」という下限の数値についても、あわせて学んでいきましょう。

美と健康を両立したい!体脂肪率の理想値って?

成人女性なら22%前後

まずは、株式会社タニタが作成した日本女性の体脂肪率判定表を参考に、自分の体脂肪率を見てみましょう。この判定表は、体脂肪率を「やせ」「-標準」「+標準」「軽肥満」「肥満」の5つに分けて作られたもの。18歳~39歳の女性の「-標準」は21~27%、「+標準」は28~34%となっています。美容体型を目指している方にとっては、幅が広すぎるように感じるかもしれませんね。健康だけでなく、見た目の美しさも両立したい方に基準にして欲しい“理想値”は、22~23%と言われています。魅力的なメリハリや丸みがあり、余分な脂肪はない美ボディを目指すのであれば、20%台前半を維持できるよう自己管理したいものですね。

危険!体脂肪率が低いとどうなるの?

妊娠率に悪影響 ボーダーラインは15%

18歳以上の女性の場合、20%以下の体脂肪率は、「やせ」区分に属します。ここで「やせ」という言葉をポジティブに受け取ったり、目標値に設定するのはNG。体脂肪率は、高すぎても低すぎても、自然な「妊娠」の妨げになります。
社団法人Luvetelliの『Baby Book』には、妊娠時のBMIが18.5以下で、体脂肪率が17%以下の女性からは、低体重児が生まれやすいとの記述があります。更に、体脂肪率が15%を下回ると、妊娠できる確率は大きくダウンしてしまいます。10%以下になってしまうと、自然に授かることは非常に困難に…。もちろん個人差はありますが、産める身体や正常な月経をキープするための「目安」として、ダイエット時に体脂肪率のボーダーラインを知っておくことは重要だと言えるでしょう。

将来出産を予定していない女性も体脂肪率を重視すべき理由

生き方が多様化している現代、将来設計をする上で妊娠や出産は特に考えていない、今のところ予定していないという女性もいるかと思います。けれど、体脂肪率を標準値内にキープすることは、「不調なく生きる」ために、あらゆる女性にとって大切なんです。
オムロンヘルスケア株式会社の「女性のカラダ基礎知識」によると、体脂肪率が18%を切っている女性のうち、排卵が止まってしまう人の割合は半数以上にものぼるそう。生理が数カ月来ていなかったり、周期が極端に短い場合は、排卵が上手にできていない可能性あり。不正出血が頻繁に起こるケースもあります。この時、ホルモンバランス自律神経は乱れた状態。月経不順だけでなく、下記のような問題も生じやすくなることを覚えておきましょう。

  • 骨粗しょう症(骨がもろくなる病気)のリスクが上がる
  • 体温や免疫力の低下
  • 精神が不安定になる
  • お肌や髪の生まれ変わり周期が乱れる

実は、免疫力の低下や骨粗しょう症、月経不順や無月経は、健康的と思われがちな女性アスリート、とりわけ持久系競技や美しさを重視する競技の選手たちも闘っている、非常に深刻な問題なんです。

体脂肪計の使用法

誤差は意外と大きい!気にし過ぎも注意

ダイエット時に、体脂肪率も測るべき理由はおわかりいただけましたでしょうか。少し怖くなってしまった方もいるかもしれませんね。そんな女性にお伝えしたいことは、「数%の変動で気に病む必要はない」ということ。というのも、足裏に電流を流して測るタイプの体脂肪計は「誤差」が大きく出やすいから。
水分が多いと電気は通りやすくなるため、下半身がむくんでいる時や足が濡れている時には、体脂肪率は実際より低く表示されます。逆に、身体は渇き、胃が空っぽの起床時には、体脂肪率が高く表示されがち。朝と夜で5%以上の差が出ることも往々にしてあるので、22%の理想値だったはずが、ある日突然黄色信号の「17%」と表示されてもショックを受ける必要はありません。大切なのは、毎日決まった時間に、濡れていない状態の足で計測すること。食事や入浴後は誤差が大きく出やすいので、2時間程度あけた方が良いでしょう。

ダイエットとは、健康的で美しい身体づくり

体脂肪率の基準値は年齢によっても変化します。10代前半の方は「標準」が低くなり、40代以上の方は少し高くなるので、ご自分の年齢と照らし合わせて目安にしてくださいね。また、今回は体脂肪率と妊娠・月経についてお話ししましたが、これは極端なダイエットにより、故意に体脂肪率を下げようとする女性を減らしたいという意図があってのもの。元来痩せ型であっても、健康な赤ちゃんを授かる女性も沢山いますので、体脂肪がつきにくい方は、どうぞ不安視しすぎないでくださいね。ストレスもまた、ホルモンバランスを乱す大きな要因。女性が元気かつキレイに日々を過ごすためのカギは、やり過ぎや悩み過ぎなど、「○○しすぎ」から解放されること。理想値に「ピッタリ」ではなく「そこそこ」近づけるよう、大きな気持ちで身体を管理していきましょう。

※検証レポートは編集部で試した感想をもとに作成しております。効果を保証するものではございません。

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