なにが違うの?「トクホ」と「機能性表示食品」

モテ子
今飲んでるそのドリンクはどっちかしらね?

サプリメントなど、健康によいとされる食品の表示が業者ごとに異なっており、分かりにくいという声が多く聞かれ、国の機関のひとつである消費者庁が立ち上がり、整理しました。

消費者庁の健康食品の表示


出典:消費者庁公式サイトより

  1. 特定保健用食品(トクホ):消費者庁が許可を出した商品です。人がバンザイをしているようなマークがついていることでおなじみです。
  2. 栄養機能食品:特定の栄養素が消費者庁の定めた特定の量、含まれている場合に表示が可能です。
  3. 機能性表示食品:消費者庁に届出が受理されれば表示が可能です。

「トクホ」と「機能性表示食品」の違いとは?

photo by Fotolia.com

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この3種類のうち、特に「トクホ」と「機能性表示食品」の違いが分かりにくいという話がよく聞かれます。なぜなら、トクホと機能性表示食品は同じフレーズが書かれていることも少なくないからです。
ところが、実はこの2つは大違い。トクホはマークがついている商品を被験者に試してもらった結果を示して、消費者庁に表示の「許可」を受けています。一方、機能性表示食品は商品に含まれている成分についてのデータを解析した結果をまとめて、消費者庁に「届出」をしたものです。
もっとざっくり言うならば、消費者庁の立場からみると、トクホは「OKを出した」商品であるのに対して、機能性表示食品は「聞いているよ」という程度であると言えば分かりやすいでしょうか。トクホでは生鮮食料品は申請することができませんでしたが、機能性表示食品は、サプリメントや加工食品のみならず、生鮮食料品でも届出できます。

機能性表示食品やトクホはどのくらい効果がある?

温州みかんや大豆もやしの一部の商品では「三ケ日みかん」「大豆イソフラボン子大豆もやし」などが届出を受理されており、機能性を表示しています。
と、いうことは届出を受理されたみかんのほうが機能性を表示されていない温州みかんよりも栄養があるのか?というとそうではありません。届出が受理された温州みかんもこれまでと同様に栽培したものですし、ほかの温州みかんも、温州みかんであることに違いはありませんので、どちらが栄養として優れているとはいえません。価格と味のバランスをみて、好みのほうを選べばよいと思います。

トクホにも同様なことがいえます。例えば、ヨーグルトを選ぶ際、本来であれば自分の体調にもっともよく合う乳酸菌を使って醗酵させたものがよいとされています。自分の身体に合うかどうかはいろいろ試してみて、もっとも体調がよくなると感じる乳酸菌を探す必要があるのです。しかし、トクホや機能性表示食品のマークを見ると、ついそちらを買ってしまうという人も多いようです。

トクホや機能性表示食品のメリットは?

トクホや機能性表示食品のパッケージにはどのようなことに効くかを明確に記されているため、求める効果が出やすい商品を探しやすいというメリットがあります。ただ、トクホや機能性表示食品は、どの商品がよいのか迷ってしまったときの手助けをするための表示であり、絶対的な意味はありません。
ほかにも「トクホ」や「機能性表示食品」から何が分かるかというと、その商品を販売している業者が宣伝したい商品かどうかが分かります。複数の商品を持っている業者の場合、主力商品に機能性表示食品の表示をつけている傾向が強いようです。売れ筋商品、または、その業者が販売したいと考えている商品に機能性表示食品の表示がなされていると考えればよいでしょう。
しかし、トクホにも機能性表示食品にも必ず「食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを」と記載することが義務付けられているように、いろいろな食品を食べることがなによりも重要です。
いろいろな食品を食べ、その上で機能表示をした食品を使うようにしましょう。

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※検証レポートは編集部で試した感想をもとに作成しております。効果を保証するものではございません。

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