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【しなやか女子の心得】第3回 上司や先輩からお食事に誘われた時の、失礼のない断り方を教えて

桜庭先生
皆様、ご機嫌よろしゅうございます。しなやか女子の心得第3回を始めさせていただきます。

しなやか女子の心得とは…

ビジネスでもプライベートでも使える!知っておきたいマナーや常識を、心磨きの達人が伝授する、大人女子のためのお悩み相談所。テンプレート通りの立ち居振る舞いでは、ちょっぴりお堅い女子に見えてしまいがち…。ここでは、周囲だけでなく自分の心をも解きほぐす、桜庭流の美しい所作や心の在り方をお教えします。

上司や先輩のお誘いに行けない時、どう断れば良いの?

相談者
さくらこ
上司や先輩方からお食事に誘われた時の、失礼のない断り方を教えてください。また、どうしても食べられない物が出された場合の、ご遠慮の仕方(残し方)も教えていただけないでしょうか?

さくらこさん、ご相談ありがとうございます。

今回のご相談内容に関連して、最初にお伝えしたいことがございます。
それは、今、このことがすぐに納得できなくても、
たとえ、すでに失敗した後でも、心配したり悩む必要は何もないということです。

人生経験を積んでいる沢山の先輩方も、あなたと同じように、失礼をしたりされたりしながら学び、経験を積むことによってのみ上手になっていくことができるスキルだからです。

それでも、すぐにベストアンサーがほしい気持ちもわかります。
しなやか女子を目指す皆様にピッタリの、選りすぐりの文例をご紹介いたしますね!

こういう時こそ、茶道で重んじる『型』の基本に戻りましょう。

まずは、手紙の基本構成、「前文」「主文」「末文」「後付け」の順番で、相手にお断りを伝えて下さい。本来の基本形式の中身と正式には異なりますが、
ポイントは、“幹事の方が速やかに人数を把握し、お店の予約ができることを最優先に完結にまとめること”です。

【前文】
→「(お誘い)(お声がけ)いただきありがとうございます」
→「(せっかくなのですが)(残念ながら)」

【主文】
→「先約があり(家庭の都合で/お稽古事と重なり/体調があまりよくないので)」

【末文】
→「伺えません(参加できません/ご遠慮させていただきます)」

【後付け】
→「ご盛会となりますように/楽しんでくださいね」
→「また懲りずに(お声がけください/誘ってくださいね)」
参加する皆様が気持ちよく会を迎えられることが大切です。

さて、ご相談者様は、“失礼のない”ということを気にしていらっしゃいましたね。

『型』を知っても、まだ“心の失礼感”を拭い去ることはできませんか?

それは、不参加の理由が“嘘か本当か”で心がざわついているからですか??

「本当に行きたかった場合」と「本当は行きたくなかった場合」。

一見、ケースバイケースによって、莫大な種類のパターンが生じてしまうと考えがちですが、そう困ることではありません。実は、そんなことはどうでもいいことなのです。

今のあなたが、
会社の飲み会よりも、「家族、恋人、友人、子育て、介護、趣味、等」を、
心から大切にしたいという想いが強いのであれば、それは、愛おしい時間、尊い経験です。誰にも奪う権利はありません。

そして、飲み会もまた、上司や先輩方から沢山のことを学べる時間。
不参加者の理由を、寝掘り葉掘り追求する暇もないはずです。
せっかく設けていただいた絶好の機会、思いっきり楽しんでくださいね!

どちらが大事かまだわからない場合、両方経験して感じてみて下さい。
失礼だったのは“相手に対して”ではなく、
“自分の心を疎かにしたから”という感覚を、少しずつわかるようになるはずです。

『行きたくない飲み会のスマートな断り方』だけを検索する人を、
“生粋の失礼な人”と呼ぶのです。

相談者
さくらこ
“生粋の失礼な人”にはなりたくないですね。自分の心に向き合うところから始めなきゃ。あの、ところで…どうしても食べられない物が出された時って、どうすれば良いのでしょう?

あら、わたくし、ついつい熱くなってしまい、
『苦手な食べ物の残し方』についてお伝えし忘れてしまいましたわ!

こちらは、テーブルマナーの基本、とても簡単です。

コース料理の場合は、他の方のお皿がさげられるタイミングで、
『ご馳走様でした。さげていただけますか?』と、お店の方にお願いすればいいのです。
いつまでも、食べかけのお皿を残しておくことは美しくないですものね。

又、居酒屋などのカジュアルな場であれば、
他の方におすすめして差し上げてもよいかと思います。
わたくしが日頃よく使うフレーズは、

『◯◯アレルギーで食べられないので、よかったらどうぞ♪』

“人参アレルギー”“唐揚げアレルギー”なんでもいいです(笑)。
嫌いや苦手といったネガティブワードより、MotecoBeautyをお読みの皆様は、和やかな女子オーラを放ってくださいね。

悩みの雲は晴れましたか?

『しなやか女子の心得』第3回、いかがでしたか?あなたが今大切にしたいものを優先しつつ、幹事の方を思い遣る心も持てれば、あなたはもう「しなやか女子」です。断る行為や残す行為に罪悪感を抱いていたならば、少し心が軽くなったのではないでしょうか?
お仕事だけでなく、冠婚葬祭やフォーマルなお食事会、彼ママ訪問など、大人女子がマナーや振る舞いに不安を感じてしまうシーンはまだまだ沢山あるはず。アナタが普段抱いている疑問を、桜庭先生に相談してみましょう。

心磨きの達人・桜庭佳織里先生のプロフィール

幼少より、茶人の父のもと茶道の手ほどきを受け、研鑽を積む。
大手企業の第一線で活躍したのち、茶道の“心・心得”を通し、より豊かで幸せに生きるための茶ごころマナー、ライフワークを、各種団体・個人に向けて幅広く発信している。

桜庭先生
『MotecoBeauty』では、自分磨きに励む皆さまのお悩みを、茶道の精神“和敬静寂(わけいせいじゃく)”の心と、わたくし自身の経験をもとに解決していきたく思っております。今よりずっと豊かで美しくなれる心の在り方を、一緒に勉強してまいりましょう。

※検証レポートは編集部で試した感想をもとに作成しております。効果を保証するものではございません。

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