【しなやか女子の心得】第16回 友達の家に行った時やメールを送る時に悩む…大人へのマナーが知りたい!

桜庭先生
皆様、ご機嫌よろしゅうございます。しなやか女子の心得第16回を始めさせていただきます。

しなやか女子の心得とは…

ビジネスでもプライベートでも使える!知っておきたいマナーや常識を、心磨きの達人が伝授する、大人女子のためのお悩み相談所。テンプレート通りの立ち居振る舞いでは、ちょっぴりお堅い女子に見えてしまいがち…。ここでは、周囲だけでなく自分の心をも解きほぐす、桜庭流の美しい所作や心の在り方をお教えします。

友達の家に行った時やメールを送る時に悩む…家族以外の大人へのマナーが知りたい!

相談者:
りょう
学生で友達の家にお邪魔した時に友達のお母さんにどう気を遣えばいいのかわかりません。教えてほしいです。
相談者:
はるてぃ
私はマネージャーをやっているのですが、高校生が他の子の保護者相手や、大人の人にメールを送るときに気を付けなければならないことってありますか?

皆様、ご機嫌よろしゅうございます。

りょうさん、はるてぃさん、初めまして。
まだお若い学生のお二人から、こうして『しなやか女子の心得』にご相談いただいたこと、とても嬉しく思います。一見、大人にとっては簡単そうな内容のようですが、実は、人との距離感やコミュニケーション構築においては難易度が高く、そこに気付いたお二人に対し心より尊敬申し上げます。

幼い頃は何も気にせず他所のお家に遊びに行ったものですね。お友達のお母様とお喋りしたり、おやつをいただいたりしたことがついこの間のことのようです。それが成長と共に学びも増えると、敬語の必要性を知ったり、お友達との関係性も様々あったりと、何かと気を遣うことが多くなる気持ち、よくわかります。
親の存在がすべてで絶対的だった対象が、「あれ?なんだかお母さんも一人の人間かも!?」とうっすら気付き、色々な感情や想いが交差しながら、反抗したくなることも多いのではないでしょうか。

そう、実は、お母さんもあなた方と同じように日々色々なことを考えたり悩んだりしているのです。もしかしたら、悩んでいるのは自分の成績や進路のことだけと鬱陶しく思っている方もいらっしゃるかと思いますが、確実に他のことでも何かと迷ったり悩んだりしています。もちろん、あなた方の前では見せない姿かもしれませんが、先に知ったわたくしが、こっそり秘密を教えてしまいました(笑)。

そのことを頭の片隅に置いておけば、何も気を遣う必要はありません。同じ女性として、人生の先輩としてありのままに接してみてはいかがですか。
自分の親では癇に障る注意も、他のお母様からだったらアドバイスとして素直に受け入れられたり、秘密の相談にものってくれるかもしれませんよ。
ただし、同じ女性として接する以上は、りょうさんもレディとしてデビューをしなければならない時期になりました。
目上の方に対するご挨拶はきちんといたしましょう。
そして、靴はピシッと玄関先に揃えお家にあがりましょう。

『お邪魔いたします』
『おばちゃま・おばさま・〇〇ママさん(わたくしが好きな呼び名です)、お元気ですか?(お元気でいらっしゃいますか?)』。

もしご馳走になったのならば、
『ご馳走様でした』
『今日はありがとうございました。お邪魔いたしました。』
のお礼も忘れずに。

そして、どんなに慣れ親しんだお家であっても、冷蔵庫やトイレをお借りする時は、
『冷蔵庫、失礼します』『お手洗い、お借りします』の一言を添えましょう。
どこの家でもプライベートの空間があり、茶道で言う【結界(けっかい)】の領域がございます。そこをしっかりと認識し、お世話になった感謝の気持ちを心から伝えれば、間にどんな言葉使いをしようとあなたの品格が損なわれることはないでしょう。

はるてぃさんのメールにおいても同じことがいえます。
文書になった途端、何だか急にかしこまらなければいけない気がしますが心配いりません。同じように、ご挨拶の初めと終わりを大切にすることを意識してみましょう。

【親愛なる応援団の皆様】

こんな出だしはいかがですか?
「ご父兄の皆様」を加えたいところですが、昨今、こちらは死語になりつつあるようですね。かといって、「保護者の皆様」というのも、幼稚園生のようで、当時の反抗期のわたくしなら抵抗している気がいたします(笑)。

「いつも応援ありがとうございます」から始まり、オリジナルの季節のご挨拶にもトライしてみてはどうでしょう。続いて、本題であるお願いや必要事項を素直に書いてみましょう。差し入れや備品購入でしたら、「いつも美味しいお弁当をありがとうございます」「大事に使っているのですが、練習を重ね消耗が激しくなってきました」の感謝の想いも乗せてみましょう。寄付金が必要ならば、「1口500円からお願いできますでしょうか」と伺いつつ、「福沢諭吉を学び、感銘を受けております」とユーモアを入れると、本当に諭吉さんをいただけるかもしれませんよ。人の心を動かすには、綿密なチームでの作戦も重要です。

これらのことを大人はビジネス・マナーと総称いたします。
仕事上の関係や目上の方に対する作法ですが、世にあるマニュアルを超えて、使うその方のお人柄やユーモアを交えて表現できるビジネスマンは、超一流のレベルかもしれません。だからこそ、沢山の失敗をして当然の学生の時期、どうぞあなたの想いを表現して大人に伝えてみてください。繰り返しますが、品格は型を超えた後に備わってきます。型から入るも良し、想いが先行しても良いのです。わたくしも、教える立場ではありますが、失敗しながら日々学んでいるところです。

お二人は既に、他の同級生がまだ気付いていないかもしれない課題に取り組んでいるようです。だからこそのリーダーでもあること、誇りに思ってください。
きっかけは、コンプレックスや本当はやりたくない立場だったとしても、その経験は素敵な大人になるためのかけがえのない財産として、必ず将来役立つことをわたくしが保証いたします。また、困った時はいつでもご相談くださいね。

今後共、モテ子BEAUTYはじめ、『しなやか女子の心得』への応援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

悩みの雲は晴れましたか?

『しなやか女子の心得』第16回、いかがでしたか?
お仕事だけでなく、冠婚葬祭やフォーマルなお食事会、彼ママ訪問など、大人女子がマナーや振る舞いに不安を感じてしまうシーンはまだまだ沢山あるはず。アナタが普段抱いている疑問を、桜庭先生に相談してみましょう。

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心磨きの達人・桜庭佳織里先生のプロフィール

幼少より、茶人の父のもと茶道の手ほどきを受け、研鑽を積む。
大手企業の第一線で活躍したのち、茶道の“心・心得”を通し、より豊かで幸せに生きるための茶ごころマナー、ライフワークを、各種団体・個人に向けて幅広く発信している。

桜庭先生
『モテ子BEAUTY』では、自分磨きに励む皆さまのお悩みを、茶道の精神“和敬静寂(わけいせいじゃく)”の心と、わたくし自身の経験をもとに解決していきたく思っております。今よりずっと豊かで美しくなれる心の在り方を、一緒に勉強してまいりましょう。

※検証レポートは編集部で試した感想をもとに作成しております。効果を保証するものではございません。

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