【しなやか女子の心得】第21回 人間関係:年末の挨拶回りについて

桜庭先生
皆様、ご機嫌よろしゅうございます。しなやか女子の心得第21回を始めさせていただきます。

しなやか女子の心得とは…

ビジネスでもプライベートでも使える!知っておきたいマナーや常識を、心磨きの達人が伝授する、大人女子のためのお悩み相談所。テンプレート通りの立ち居振る舞いでは、ちょっぴりお堅い女子に見えてしまいがち…。ここでは、周囲だけでなく自分の心をも解きほぐす、桜庭流の美しい所作や心の在り方をお教えします。

人間関係:年末の挨拶回りについて

相談者:
えりぽよ
桜庭先生、こんにちは。いつも先生のコラムを楽しみに、そして大変ご参考にさせていただいてます。この度、新しく職場が変わりました。新しい職場で今度、皆さんと仲良く働きたいのですが、好感のもてる所見の挨拶や自己紹介のアドバイスを頂けたら嬉しいです。
相談者:
匿名
職場での飲み会で、先輩や上司よりも先に帰らなくてはならない場合、どのようにすれば失礼にあたりませんか?
相談者:
大学1年せりか
はじめまして。大学1年生のせりかと申します。悩みがあります。前までは一緒にいて、おしゃべりをしてるだけで楽しかった友達が、最近一緒にいて話を聞いてるのをつらく感じるのです。話がつまらないなと感じてしまいあいづちも上手くすることが出来ません。他の友達とは楽しく過ごしています。話を上手く聞く方法など解決策を教えていただきたいです。

皆様、ご機嫌よろしゅうございます。

2016年もいよいよ師走となりました。この一年、皆様にとってどんな年でありましたか?上手くいったこと・いかなかったこと、出来たこと・出来なかったこと…それぞれに色々な経験をし、沢山の想いが巡っているのではないでしょうか。

今回ご相談いただいたお三方のお悩みは、一見、別々のことのようで行きつくところは同じと考えております。これからお伝えすることが解決する一つの鍵となり、新年を気持ちよく迎えることができるよう願っております。

では、この時期に大切なマナーの心得を2つお話ししたいと思います。

1つ目は、『ご挨拶回り』です。

日頃からお世話になっている先生や先輩方、上司や仕事仲間、そして、仲の良いお友達や周囲の友人達に一年のお礼のご挨拶回りをいたしましょう。

「一年間ありがとうございました」
「来年もどうぞよろしくお願いいたします」
「大変お世話になりました」
「いつもありがとう」
「これからもよろしくね」

何か特別な言葉を用意する必要はありません。反省やお詫びではなく、日頃の感謝の気持ちをただ伝えるだけでいいのです。

これらの気持ちを形に表したものを『お歳暮』といいます。

お歳暮は元来、家々に一年の実りと幸せをもたらしてくださる新年の年神様や、先祖の霊を迎えるために必要なお供え物を贈る慣習が始まりでした。それが今日までに少しずつ形を変え、一年の感謝の気持ちを込めてこの時期に贈り物をするようになったのです。

わたくしも会社員時代、大量のカレンダーを配りながら担当企業様への挨拶回りをしたものです。年末の寒い中大変でしたが、今、振り返ると大変勉強になりました。

えりぽよさん、新しい職場はいかがですか?
文面からワクワクしている様子、自己紹介を含めた挨拶の大切さをすでに心得ているようですね。今年の挨拶回りは、採用してくださった上司の方にうんとお礼を伝えるといいでしょう(笑)。

自己紹介においては、常日頃から30秒・1分・3分バージョンを用意しておきましょう。例えば、転職した先では過去の職務経験を簡単に交え30秒。そして、グループ内や一緒に業務を行う方には、もうあと30秒足して、趣味を一つ二つ伝えるなど自分らしさを表現できるようになるといいでしょう。これは、仕事上の人と趣味を共有したり、プライベートでも仲良くしたりすることが目的ではなく、あくまでも業務を円滑にすすめるためのコミュニケーションとして、お互いの話しやすい距離感や温度感を保つためでもあります。
少し難しくなりますが、3分スピーチの練習もしておくことをおすすめします。自分の人生を3分にまとめてみる。何を一番に伝えたいのか、それを明確にし、人に伝えてみることで自分の心が整ってきます。何もプロのように上手に話す必要はありませんし、自分の言葉で伝えることができれば十分なのです。

匿名さんのご相談ですが、飲み会には時々でも参加しようと思っているのですね。会社とのお付き合いのバランス、うまく取れていると思いますよ。冒頭にお伝えした通り、帰りの挨拶、特に年末の挨拶回りはきちんといたしましょう。理由は何でもいいのです。無理して翌日・翌年に響くより、早く帰ってリフレッシュし、元気に出社する方が周りにも良い影響を与えます。
もしよろしければ、過去にお答えした【しなやか女子の心得】「第3回上司や先輩からお食事に誘われた時の、失礼のない断り方を教えて」も併せてご覧ください。

せりかさんは大学生になったのですね。おめでとうございます!
前は一緒にいて楽しかったお友達が、最近は話しをしてもつまらないということで、その対応に悩んでいるのですね。残念に思うのは、そのことで上手くあいづちが打てないとご自身を責めていることです。何も問題はありませんよ。むしろ人間として当たり前の感情です。すでに義務教育は終わり、勉強したいことも友達付き合いもすべて自分で無理なく選んでいっていいのです。わたくしはそのお友達を存じ上げないので、どのように話がつまらないのかはわかりません。もし落ち込むようなことがあり、せりかさんも心配でしたら一度だけ聞いてみてはいかがですか? 少し深い話しをすることにより、せりかさんの気持ちも変わるかもしれません。しかし、もしもそうでないとしたら、こちらも冒頭でお伝えしたように、会った時には明るく挨拶だけいたしましょう。聞いてほしいと一方的に話しかけられたけれど、話を聞く活力が無い時は、「ごめんね、寝不足で疲れているの」(何でもいいです!)とそっと席を外しましょう。その子にはその子に合う友達が見つかるはずです。そう信じ、見守ってあげることも友情の一つ。最初は少し怖いかもしれませんが、せっかくのキャンパスライフです。気の合う友達と楽しく学び、励まし合い、沢山笑って過ごすことが一番の解決策ですよ。

次回は、年末の『感謝詣り』についてお伝えしたいと思います。
読者の皆様、いつもありがとうございます。

悩みの雲は晴れましたか?

『しなやか女子の心得』第21回、いかがでしたか?
お仕事だけでなく、冠婚葬祭やフォーマルなお食事会、彼ママ訪問など、大人女子がマナーや振る舞いに不安を感じてしまうシーンはまだまだ沢山あるはず。アナタが普段抱いている疑問を、桜庭先生に相談してみましょう。

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心磨きの達人・桜庭佳織里先生のプロフィール

幼少より、茶人の父のもと茶道の手ほどきを受け、研鑽を積む。
大手企業の第一線で活躍したのち、茶道の“心・心得”を通し、より豊かで幸せに生きるための茶ごころマナー、ライフワークを、各種団体・個人に向けて幅広く発信している。

桜庭先生
『MotecoBeauty』では、自分磨きに励む皆さまのお悩みを、茶道の精神“和敬静寂(わけいせいじゃく)”の心と、わたくし自身の経験をもとに解決していきたく思っております。今よりずっと豊かで美しくなれる心の在り方を、一緒に勉強してまいりましょう。

※検証レポートは編集部で試した感想をもとに作成しております。効果を保証するものではございません。

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