【専門家監修】「ベストな枕」は千差万別!素材や価格より大切な2つの基準

モテ子
モテ子
体型も生活環境もみんな違うんだもの。ベストな枕が1種類なワケないわよね。

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熱帯夜など、寝苦しい夜が続くこの時期、睡眠不足の方も多いのではないでしょうか。快適な睡眠のために必要だと言われるのが良い枕。でも「良い枕」ってどんな枕でしょう?硬い素材に柔らかい素材、厚みがあったり薄かったり。びっくりするようなお値段の枕もあるけれど、値段の違いが睡眠の快適さにそこまで影響するのかしら?なんて考えるとなかなか手を出せなかったりして。今回は、そんな「枕」ついて考えていきたいと思います。

枕は「眠りに入る姿勢」で選ぶのがポイント

身体の大きさや体型によってその人に合うまくらは変わりますが、枕を選ぶポイントとしては、普段どのような姿勢で眠りに入っているかということの方が大切だったりします。仰向けで自然に眠ることのできる人もいれば、横向きで背中を丸めている方が眠りやすいという人、中にはうつ伏せじゃないと眠れないという人もいるかもしれません。このように眠りに入る姿勢は人によって違うので、それぞれのタイプで選ぶ枕が変わってきます。では、どのタイプがどのような枕を選ぶのが良いのかを見ていきましょう。

仰向けで寝る人

仰向けで寝る人の枕選びは、頚椎のカーブを保てるかどうかがポイントです。頚椎と呼ばれる首の骨は、若干前に反って(前弯)います。その前弯を適正な角度に保つことで呼吸が妨げられることなく、睡眠時の安静を保つことができると言われています。よく「正しい枕の選び方」として、『顎とオデコを結んだ線が地面に対して5度になるのが理想の角度』などと言われていますが、実際にはそんな角度は測れませんよね?(笑)大丈夫、仰向けで寝てみた時に首に詰まる感じがなく、鼻で息をしてみて苦しくなければそれが適正な角度と考えて問題ありません。

横向きで寝る人

横向きで寝ることが多い人は、首が地面に対して平行を保つくらいの高さが首に負担がかかりにくく、快適に入眠することができます。この場合も枕が高すぎると、上になっている側の首の付け根を痛めやすいので注意が必要です。TVを観るのにソファの肘掛けに頭を乗せて横になったまま寝てしまい、起きたら首を寝違えていた、というのはこのパターンが多いです。お気をつけください。

うつ伏せで寝る人

うつ伏せで寝るのが好きだと言っても、顔まで真下を向いて寝ている人はごく稀で、ほとんどの人が顔を左右どちらかに向けて寝ているようです。その際に枕が高いとやはり首をひねった状態が長くなり、寝違えなどの痛みにつながりやすくなります。よって、うつぶせ寝が好きな人は低めの枕がおすすめです。いっその事、枕を使わないくらいがちょうどいい、という人もいるかもしれません。

枕に注意するだけでは快適な睡眠は得られない?

ここまで枕選びのポイントについて書いてきましたが、実際には枕ばかり気にしていても快適な睡眠にはつながりません。例えば同じ高さの枕でも、薄い布団に寝ている時に使用するのとフカフカのマットレスで寝ている時に使用するのでは、使った感触がまるで違ってしまいます。つまり真に快適な睡眠のためには、枕だけではなく寝具をトータルで見て判断しなくてはいけません。

真の快適な睡眠のポイントは“寝返り”にあり

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だったら何を基準に寝具を選べば良いのかというと、それは単純に「寝返りが打てるかどうか」です。人は、一回の睡眠で20〜30回の寝返りを打つと言われています。人の身体は同じ姿勢をとり続けることで、筋肉に負担が掛かり硬直していきます。これは立っていても座っていても、そして横になって寝ている時でも一緒です。そのような筋肉の硬直を防ぐために、私たちの脳は眠りながらでも定期的に身体の向きを変えようとします。これが寝返りです。

ところが、敷布団やベッドのマットレスが柔らかすぎて身体が沈み込みすぎたり、あるいは枕が高すぎたり、逆に柔らかすぎて頭の動きが固定されてしまったりすると、身体は寝返りを打てずに同じ姿勢を続けることになり、その結果、疲労が抜けず、身体に負担が蓄積したままの状態となります。よくホテルなどで上手く寝付けず、かえって身体が疲れたり痛みが出てしまったりするのは、枕が合わなかったのではなく、寝具全般が柔らかすぎて同じ姿勢で眠り続けてしまったのが原因であると言えます。

よって本当に快適な睡眠を得るためには、敷布団やマットレスは比較的硬めで寝返りの妨げにならないようなもの、枕はそれに合わせて入眠しやすいものをチョイスするのが良いと思います。

まとめ

こんな事を言うと枕関係のお仕事の方々に怒られますが(笑)、極端な事を言えば、枕が大切なのは入眠時のみで、睡眠中に関しては寝返りを妨げなければどのような枕を選んでも問題ないと言えます。フカフカのお布団は幸せな気持ちにしてくれますが、身体に良いかどうかで言えば決して良い事ばかりでもありません。今後はこれまでとは少し違う角度から寝具全体を見直してみてはいかがでしょうか。

Author

野田 力
野田 力高円寺駅前整体院 院長
2004年に開業して以来、女性特有の身体の変化に起因する不定愁訴を改善するべく奮闘しています。家に帰れば二児の父。晩酌は日々欠かしません。
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※検証レポートは編集部で試した感想をもとに作成しております。効果を保証するものではございません。

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