性感染症にかかるとどうなる?

モテ子
もし性感染症にかかった場合、妊娠に影響はありますか?
はい、あります。

性感染症といっても、いくつかありますが、特にクラミジア菌には気を付けて下さい。クラミジア菌は子宮の入り口と卵管の中、卵管の端っこの環境が大好きです。そして一度菌が入ってしまうと、菌はずっとそこに居ついてしまいます。子宮の入り口はお家に例えると玄関の様な場所。
12また卵管や卵管の端っこは卵巣から排卵された卵子が精子と出会い受精する場所。クラミジア菌はそれらの大事な場所に炎症を起こし、精子と卵子が出会う事を邪魔します。精子と卵子の出会いがスムーズでなければ、当然妊娠はうまくいきません。

また、クラミジア菌や他の菌が、一度卵管を通過してお腹の中に入ってしまうと、骨盤内炎症性疾患等を引き起こします。卵管や卵巣等が癒着してしまうと、卵管が精子を受け取りにくい状態になり、受精が困難になってしまうのです。例えて言うならクレーンゲームでクレーンが動かなくなってしまい、たくさんある人形までクレーンが届かない状態です。特に、10~20代は性感染症に対して関心が薄く、知識がない為、性感染症にかかりやすいと言えます。また、菌の感染による被害は女性が大多数を占めます。その理由は、女性が体の内にその菌をため込むことによって、菌が長く居続けられる環境になりやすいのです。

もし感染してしまった場合、一番大事なのは早期発見、早期治療です。一番悪いのはかかってしまった事ではなく、かかった後に放置してしまう事です。少しでもおりものに異常があったり、下腹部に痛みを感じたら、すぐに産婦人科で検査しましょう。クラミジア菌を体内に長く放置すればするほど、子宮周囲の環境が悪化していきます。もし何もせずに症状が良くなったとしても、必ず産婦人科で検査を受けましょう。

他にも、性感染症には梅毒やエイズなどがあります。梅毒は早期治療すれば、不妊のリスクはさほどありません。しかし、エイズは命に関わる大きな問題になります。性交渉を行う際は十分に注意して、必ずコンドームを使用してほしいです。

記事を監修してくださった先生

陣内ウィメンズクリニック
院長 陣内彦良先生 (産婦人科専門医)

略歴
  • 千葉大学医学部卒
  • ニューヨーク・アルバートアインシュタイン医科大学 不妊内分泌研究員
  • 東邦大学大森医療センターにて不妊内分泌研修
  • 2003年に陣内ウィメンズクリニックを開設
所属学会
  • 日本生殖医学会
  • 日本受精着床学会
  • 日本産科婦人科学会
  • 日本哺乳動物卵子学会
  • 日本生殖医療心理カウンセリング学会
  • 日本女性医学学会
  • アメリカ不妊学会
  • ヨーロッパ生殖医学会
  • アメリカ産科婦人科学会
サイト
http://www.jinnai-womens.com/

※検証レポートは編集部で試した感想をもとに作成しております。効果を保証するものではございません。

この記事につけられたキーワード

Twitterでも最新情報をゲットできるよ!

モテ子YouTubeチャンネル