【婚活コラム】第10話 迫り来るモテの波 タイプさんとの決戦の一夜

春が来た春が来た、こーこーにーきたー♪やばいよー!ストライクゾーンど真ん中の年下ハセ●ロ似男子が私を選んでくれたの!「お綺麗ですね。これから宜しくお願いします。」って。これっていわゆるプロポーズの言葉だよね?うしっ、愛と正義のコンサバ服アラサ―戦士・婚活ちゃん!初デート行ってきます!!

迫り来るモテの波 タイプさんとの決戦の一夜


結婚相談所のありとあらゆるオプションを駆使して、婚活歴3ヶ月目にして来たビッグウェーブ。

中でもプロフィール写真をあらかじめ開示しておくオープンページというオプションの効果は抜群で、おかげさまで連日多くの人からのお話しましょうという申し込みが来るわけだが、ここで一つの問題が立ちはだかる。

誰でも申し込んで来れるということ。

第5話でお話ししたように、私の登録している結婚相談所には、紹介状というシステムがある。
これは、私と相手双方の希望をマッチングした結果から選出された人が毎月5名(私のプランはね)紹介されるというもので、顔は選べないにしろ、スペック的な問題はクリアしている人ばかりが集まるというわけだ。

だが、このオープンページは、私の容姿とプロフィールを気に入ってくれた人なら誰でも申し込むことができてしまうので、北は北海道、南は沖縄まで全国各地の会員から申し込みがあり、年齢も下は23歳、上は60歳までと幅が広すぎた。

地方支社への異動のため一時的にその地域に住んでいるというのもあったが、ほとんどが嫁に来てね!ということが前提条件であり、僕達の住んでいる所はとてもいい場所なので、来てくれたらきっと気に入ってくれるはずですよ。
的な、どこまでも図々しいスタンスの持ち主達ばかりなのである。

3日に一回くらいのペースで、寝る前を仕分けの時間として確保し、溜まったお申し込み全てに目を通し、アリ、ナシ、に仕分けて行く。

年齢、居住地、離婚歴ありなどの理由でナシになってしまった方々は、今後申し込めないようにするという所にチェックを入れてから削除。

自分の条件に合う人はアリとし、まとめてお話OKボタンを押して、開示された顔を一気にチェック。ここで、
「・・・・無理。」
「うん、まぁ許容範囲かな。」
の二つに分かれる。(タイプキター!は残念ながら出てこなかった)

掲示板は自分の好きなタイミングで一方的に終了して閉じることができ、終了した場合は相手に掲示板が終了されましたと通知がいく。
顔を見て、即掲示板を閉じる事は相手に失礼な行為であるため、禁止されている。
この行為は通称「即閉じ」と呼ばれ、私も何回かされたものだが、結構ショックである。
最初は生理的に無理でも、1、2往復はメッセージのやりとりをしていたけれど、掲示板が何十個も開かれてからは収集がつかなくなくなったので、申し訳ないが顔を見てダメだと思った時点で、

「大変申し訳ございませんが、ご縁がないと思い、掲示板を閉じさせて頂きます。お申し込み頂きありがとうございました。」

と一言メッセージを送ってから、PCに一礼しつつ掲示板を閉じた。

こうして3日に1度の夜間業務をこなしながらも、タイプさんとのメールは丁寧に返し続け、2週間程経ったころ、良かったらお会いしませんか?と彼が言ってきてくれた。

そこからはLINEに切り替え、より頻繁に連絡を取るようになり、初対面ではお茶という、結婚相談所暗黙のルールを気にせず飲みに行こうということになったのだ。

ちょうどそこから一週間後の週末の夜が2人ともあいていたので、2人の住んでいる中間地点の駅で落ち合った。
するとなんということでしょう。

写真の印象と全然違うやないかーーーーい!

肌の質とか髪の印象とか全然違う。私より詐欺ってたねありゃ。おまけに写真ではかけてなかったメガネもかけてるし!!(まあ初回のメッセージで私のこと綺麗とか言っちゃってるから当然か)
とツッコミどころ満載だったけれど、まあめちゃめちゃタイプからの引き算だから全然マイナスにはならないよ。ハセヒロからの引き算だから。…正直ビックリはしたけれど。

そして彼が予約してくれた居酒屋へ移動し、お酒を飲みながらの自己紹介。たわいもない世間話をしつつお酒も嗜んでいると、タイプさんがあまりにも話し易すぎたので、なんだか男友達みたいな感覚になってきて、しまいには結婚相談所で活動しているうえでの愚痴をお互い暴露してしまうほど。
普通相手の活動歴や状況などを聞くのは失礼なこととされているのだが、偶然にも入会した時期がまったく一緒で、同じくフル装備状態の2人ですから、思う事も同じでね。
まあ盛り上がりましたよ。

でもこうやってわずか数人でも実際に会って思った事は、自分にとって100%理想通りの人なんていないんだなってこと。
自分の事を棚に上げ、すぐ男性を減点方式で見てしまう癖は直すようにはしているけれど、やっぱり目についてしまうところはあって。。。
でもこのままだと一生結婚出来そうにないし、せっかく結婚相談所に入ったのにこのままじゃ今までと変わらないじゃんと悟りまして。

今までは80点で合格だったけれど60点で合格!
良いところを積極的に見つけて加点!

こんな目標を掲げてちょっと頑張ってみようかと。
タイプさんだって、写真は詐欺だったし、店選びは微妙だったし、きっちり割り勘だったしと減点要素は沢山あったけれど、初対面なのに、一緒にいて凄く心地よかったというか。
お互い素で話せて話題が広がっていく感じがとても楽しかったし、顔をくしゃってしながら笑う笑顔はとても素敵だなと思った。

お店を出て駅まで一緒に歩いていると、会話の中で出たレストランに今度行ってみないかと誘われた。
将来のことや価値観的な部分とか、まだまだ聞いてみたい話があるので「私もまた会いたいです」と快くその場で承諾。今度は少し遠出になりそうだ。

初春から始めた婚活もそろそろ3ヶ月。
今までとは違う、次への楽しみと期待を握りしめながら帰ったのを今でも覚えている。


モテ子
良いじゃない!歳とると男見た数に比例して理想も高まり、結婚どころか交際すらできないことって多いじゃない?あ、私の話じゃなくて世間一般のアラサー女事情よ?合格点下げて、良いとこ見つけて加点方式、私もぜひ真似したいわ。
でしょでしょ!?100%ハ●ヒロじゃなくてもー、転勤無しで居住地近くて年齢かけ離れてない60%ハセ●ロだもん!話も合うし、行ってみたいお店も被るってことは趣味もまぁ合うわけだし、そろそろ式場予約しなきゃなー///

婚活のリアルをお届してきた本連載もいよいよ佳境な予感!オープンページというオプションのデメリットも分かったわけだが、タイプさんと出会えたならメリットの方が大きかったんじゃない?あと、男性も詐欺写ってするんだね…。
次回はタイプさんから誘ってくれた、ちょっと遠方のオシャレなレストランデート。いよいよ婚活ちゃんの名字変わっちゃうかも☆こういう時って印鑑持ってった方が良いのかナ?乞うご期待!

つづく…

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※検証レポートは編集部で試した感想をもとに作成しております。効果を保証するものではございません。

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