【婚活コラム】第11話 プラネタリウムでの逆告白!タイプさんとの「仮」交際終了

結婚相談所で良い出会いってあるんだね。今日はタイプさんの車で箱根に行くよ。この恋掴み取りたい!みなぎってきたー!愛と正義のコンサバ服アラサ―戦士婚活ちゃん、メーイクアップ!

プラネタリウムでの逆告白!タイプさんとの「仮」交際終了

婚活歴三ヶ月目にして彗星のごとく現れたイケメン2つ下のタイプさん。
初回面接にて会話に出たレストランに行ってみようということで、行ってきた。

場所は箱根にほど近い観光スポット。
タイプさんはドライブが趣味とのことなので、ロマンスカーではなく車で行こうと提案してくれた。
面接2回目での車デートは若干のトラウマはあるものの、彼になら首筋撫で回されても
ノープロブレム!!
ってことでドライブデートを快諾し、彼の最寄り駅まで足取り軽くルンルンと向かっていたはいいものの、まー全然着きやしない。

なんせ彼のお家は、私の自宅から電車を3本も乗り継ぐ遠方地。到着するまでに2時間以上かかってしまった。
こりゃ本交際に発展したとしても遠距離と言えるなー、ってか交通費結構かかるから節約しなきゃなーと、前のめった妄想をしていたら駅のロータリーに車が到着。

国産のSUVで、ホイールのキラキラ具合から、彼が車好きなのが伺える。
若干緊張しながら車に乗り込み、買ってきたお茶を手渡すと、「ありがとう」と言いながらくしゃっと笑う顔がかっこいい。

箱根までの道路はとても混んでいたけれど、会話したり車を運転する彼の横顔をチラ見してたらあっという間に時が過ぎて、現地に到着。

お目当てのレストランは評判通りとっても美味しくて、食事の後は街を散策してレトロな和カフェでお茶をした。
その後、車をちょこっと走らせ小田原の海を眺めに。夕暮れ時になり、細い歩道を肩を寄せ合うように散歩したり、タイプさんが私の手を引っ張って海に降りようとしたりできゃっきゃとはしゃぐ私達。
海風に絡まった私の髪をタイプさんが手櫛でとかした時には思わず目をつぶりそうになった。
言っておくが、これは妄想ではない。

充実した一日を2人で過ごし、帰りは車で駅まで送ってくれた。
また遊ぼうねと頭をぽんぽんしてくれた時は、幸せすぎて死ぬかと思った。
もう一度言うが、これは妄想ではない。

帰りの電車で1日の回想に浸りながら、ニヤニヤと彼にお礼のメールを打つ私は、
はたから見たらさぞ不気味な女であったことだろう。

もうこりゃいけるだろうという根拠のない確信の元、次もまた会いたいと私から告げてみた。
するとプラネタリウムに行こうかと提案してくれて、私達の関係はもうここで決まりだろうと、
満点の星空(※人工)の下で私に「結婚を前提に付き合ってください」と恥ずかし気に告白する彼を想像しながら思った。

その後も、おはようからおやすみまで毎日私たちはメールでマメに連絡をとりあい、彼への想いも最高潮に高まった頃、約束のプラネタリウムの日はやってきた。

最悪、彼から交際を切り出してくれなくても、私から投げかけてみようと決意し挑んだ3度目の面接。
薄暗い空間と、降り注ぐ光がタイプさんの目鼻立ちをより際立たせて何倍もカッコ良くみせるもんだから、星を眺めるタイプさんばかりを眺めていた。

しかし、待てど暮らせど何度もリピート再生したあの想像みたいな告白タイムはやってこない。
外に出て、公園のベンチに座って2人でゆっくりしゃべったり、肩がぶつかるくらいの距離のカウンターで食事をしたりと、幾度となく訪れるチャンスを何度も見送り、結局帰宅時間になってしまった。
駅に向かう足取りがとても重くて、そんな私を「どうしたの?」と不思議そうに彼が言うから、意を決して

「私たち、今日でお会いするのは3度目ですが、今後本交際など考えてくれますか?」

と聞いてみた。
すると、タイプさんは少し困った顔でこんな言葉を紡ぎ始めた。

「結婚相談所にいる以上、3回会ったら本交際への判断をした方が良いというのは…わかってたのだけど」
「やっぱり、今日会ってみて自分は3回じゃ判断なんてできないと思ったよ」
「婚活ちゃんにとってはもう3回だろうけど、俺にとってはまだ3回なんだよね」

現段階では決心がつかないからこれからも会おうね、とも思える曖昧な返答。

「そっかぁ。じゃあ、もうちょっと回数を重ねてこれから仲良くなっていければいいのかな?」

「そう思ってくれるのはありがたいんだけど、他の人をもっと沢山見た上で婚活ちゃんの良さを確認したいんだよね」
「せっかくお金払って結婚相談所に入会した以上、そこはお互い頑張るべきだよ」

こんなことを言われたと思う。
途中からショックであまり聞きとれなかったけど、タイプさんは過去に彼女の浮気で婚約破棄した苦い経験があるらしく、次は慎重にいきたいそうだ。

「じゃあ元気でね!お互い頑張ろう」

別れ際の彼の言葉で、私たちの仮交際は今日でもう終わりなのだなと思った。
やっと光が見えてきたと思った婚活は、またもやあっさりと崩れ落ち、帰りの電車で涙が溢れ出してしまった。

同時に何人、いや何十人の人と出会えるのは結婚相談所の大きな魅力ではあるけれど、
それが仇となり、もっといい人がいるかもしれないという大きな欲を生む。
タイプさんと普通の飲み会や友達の紹介で出会っていたらまた違っていたかもしれないけれど、結婚相談所で出会った以上、この世界のルールを守り、仮交際の終了を受け入れて、何事もなかったかのようにまた淡々と活動を進めるしかないのだ。

家に着いてパソコンを立ち上げ、結婚相談所のマイページにログインして、彼との掲示板をひっそり閉じた。
タイプさんのおかげでここまでなんとかモチベーションを保ってやってこられた婚活。
だけど、これからは何を励みに続けていけばいいかわからない。それに、彼と絶対うまくいくという謎の確信があったから、
あと…本当に好きになってしまったから、
他のカードを増やすこともしてこなかった。

婚活を本格的に始めてもうすぐ四ヶ月。私はまた、0からのスタートを切る事になってしまった。
そして、ここから結婚相談所の禁忌に触れる、「婚活暗黒期」に突入するのである。

モテ美
、、、「仮」交際終了って言うからぁ~、てっきり本交際突入だと思ってたんだk、、、グジュ、、ごめん婚活ちゃん。。花粉症かな、、涙止まんないやぁ~。。なんで、なんであの時髪なんて撫でたの~?つらい~!!
モテ子
彼とは・・・お互い婚活中じゃなくて、もっと若い時に出会えていたら、きっと良い恋に発展していたでしょうね。切ないわ。ロマンスの神様だけじゃなくて、タイミングの神様を味方につけなきゃいけないのね。

婚活ちゃん、よく頑張ったね!婚活の光と影が浮き彫りとなったタイプさんとの出会い。結婚相談所でも、「好きな人」に出会えた。だけど、環境がそれを成就させてはくれなかった…。読者の皆さま、電車の中で涙をこぼす妙齢女性がいたら、そっとハンカチを差し出してあげよう。
別れは辛いもの。だけど、乗り越えた先には必ず新たな世界が待っている。
婚活ちゃんを待っていた世界…それは、まさかのダーク・ワールドだった!次回からの婚活暗黒期編を震えて待て!

つづく…

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※検証レポートは編集部で試した感想をもとに作成しております。効果を保証するものではございません。

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