【婚活コラム】第14話 どストライク男子の誘惑!婚活ちゃん、ダークサイドへ・・・

結婚相談所の「在庫男子」を仕分けまくって見つけた、1000人にたった1人のイケメンからデートのお誘いキター!!ま、フツーの婚活って1回目の面談はランチかティータイムなんだけどね。今回は夜だけどさ、何か問題でもあんの…?

どストライク男子の誘惑!婚活ちゃん、ダークサイドへ・・・


急に決まった週末の初面接、その日はなんだかそわそわして全然仕事が手につかなかった。
なんせ千人の中から選んだ(正確には選ぶほどいなかった)唯一のどストライク級のタイプの人と会えるのだから、とても緊張するのも無理はない。

逆を言えば、あとの在庫の中にはもう。私がときめく人はいないのだ。
今日がいかに大事な日であるか、お分かりいただけただろう。
私は、「意地でも次の面接に繋げる」という重大なミッションを背負って面接に挑まなければならないのである。

彼は1歳年上。メガネを掛けているからメガネさんと呼ぼう。
九州出身で関西の某国立大を卒業後、大手企業に就職。
転勤で東京にやってきてまだ半年で、一緒に都内の名所を訪ねながら仲良くなっていきたいと、プロフィールにあった。
鼻が通ったきりりとした顔立ちは、まるで塚本●史。加えて、何より素晴らしいのは20代にして年収が900万というところ。
いくら稼いでいても、顔が伴っていなければ切り捨てていた私。
これじゃあ何度カードをめくっても無駄だと気づき、まずは顔を見てから年収を見るという逆の作戦に切り替えたのが正解だったことを実感した。

しかし、こんな立地も間取りもいい物件を婚活女子達が放っておくわけがないのは目に見えている。
彼のマイページには、まだかまだかと順番を待ちわびている入居希望者たちが列をなしているだろう。
内覧の権利を与えられただけラッキーだと思うしかない。

さてさて、待ちに待った退社時間、会社のトイレで何度も身なりをチェック。
稼ぎ、顔ともに最高な彼だけど、背が170センチと高身長な私からすると物足りない。
だがさすがにこれ以上の強欲ぶりを発揮したらいい加減バチがあたりそうなので、そこはグッとこらえて低いヒールでいざ出陣。

職場が近いからと急に決まった週末の夜の初面接。
彼の職場は言われていた通り徒歩10分足らずのとこにあり、仕事帰りにデートどころか、一緒にランチもできちゃうよこれと、妄想を膨らます。
そんな妄想をしながら、メガネさんの会社の近くのファ●リーマートの前で待ち合わせ。
待ち合わせの時間きっかりに電話が鳴って、

「ぎりぎりですみません、今どこですか?」

「ファ↑ミマの前にいますよー」

「ああ、ファ↓ミ↑マの前にいらっしゃるんですね、今行きます!」

イントネーションが思いっきり西の人で、ただでさえドキドキしてたのに余計拍車がかかる。
そう、何を隠そう私は方言男子がたまらなく好きなのだ。
女性なら博多弁が男性にモテると言われているが、確かにあれはかわいい。
それと同じように、私も関西弁男子に、「婚活ちゃんは〜やもんな?」
言われたら、どんな事でも「ウン(はぁと)」と返すだろう。

ほどなくして小走りでメガネさん登場。
グレーのスーツと赤いネクタイがとっても素敵だった。
予約してくれていたお店は私の会社の真裏あたりで、会社の近くを男性と2人で歩くのは避けたいところだったが、その日はむしろ誰かと会わないかなと思うくらい、本当に写真通りの素敵な人だった。

カウンターでお酒を飲みながらあらためて挨拶して、最初は当たり障りのない世間話をしていた私たち。
しかし歳も激近だったこともあり、途中から敬語はやめようということになり、そこから一気に話しやすくなって今まで結婚相談所で会ったとんでもない人々など話に花が咲く。
メガネさんは私よりちょっと後に入会したらしく、転勤でこちらに知り合いがほとんどいない生活が寂しく、早く結婚したいなと思うようになったのだとか。

お酒はどんどん進み、2軒目にいこうと誘われた。
まだ電車はあったしもっと仲良くなりたいと思ったというか、
次の面接に繋げるというミッションはクリアされていなかったのでもちろん承諾。
店を出た時に言われた、

「これまでの面接は全然ピンと来なくて、仕事に戻るフリして1時間くらいで帰ってたんだ」

という言葉に大きな期待を抱いて2軒目に向かう。

2軒目ではお酒の力もあってかびっくりするくらい打ち解けて、彼がここ2年程チャラチャラ遊んでいた旨を話しだしたわけ。
でもいい加減こんなことしている場合じゃないと、真剣に結婚相手を見つけたくて入会した結婚相談所。
しかし、今まで接した事のないようなタイプの方々達との向き合い方がわかるはずもなく、彼も同じように悩んでいたようだ。

2軒目に移動して、終電で帰ればいいよねが、お互いタクシーで帰ればいいよねに変わり。
しかしそれも変更され、こうして同じ穴のムジナ2匹は結局お互い変わることができず、いつものパターンに落ち着いてしまったわけです。
まあ相当酔っぱらいながらもちゃんと自分で帰ろうとはしたのよ?
でも、あのイントネーションで

「これでバイバイするなんて寂しいやん?一緒にいてや」

と、タクシーを前に腕をひっぱられたらなんかもうどうにでもよくなっちゃって。
都心ど真ん中の一等地の彼のマンションへ向かったわけです。

でも、お互いやっぱり過去と決別した決意は守りたかったのでしょうね。
同じベッドで横になりながらも、なかなかそんな空気にはならなかったのです、が。
わたしが結婚相談所に入ったきっかけとなった過去の散々な話をした時に、

「しょうがないなー俺が慰めてやろっか」と冗談まじりにうしろから抱きしめられ、

「あ、きた」と思ったけれどお互いそこから微動だにせず、

結局その体勢のまま眠りについたのでした。

まあしかし全然熟睡なんかできるはずもなく、決まって漂う起きた時のあの独特な空気感を味わうのが怖かったので、早朝に帰るねと告げてそそくさとマンションをあとにした。

昼過ぎ頃、そろそろ起きたかなと一応お礼のメールを入れたら、「職場近いしまたご飯でも」と社交辞令メールが帰ってきた。

結局わたしはいつもこんな同類に惹かれてしまうのです。
自分の過去を恥じ、遊んでいた人達とは縁を切り、自分で自分を幸せにするために結婚相談所に入ったのに。
ここ4ヶ月はさも新しい自分になったかのようにここまでやってきたけれど、やっぱり人ってなかなか変われない。
メガネさんとはこれで終わりにすればよかった。。
婚活暗黒期はまだまだ続く。

モテ美
うわぁ~~、、もったいなぁ~い。。。何もしないで朝を迎えて結局ダウナーな空気漂うとかぁ~、、損しただけじゃ~ん。。タクシー乗り込んだ意味なくなぁ~い?相手は稀代のイケメンよぉ~~。。しかも方言系男子よぉ~~?
モテ子
モテ美違うの!あんたはまだ若いから分かってないんだわ。これは婚活!結・婚・活・動なの!!遊びたくて入会したわけじゃないの。「この人で決める!」って思った相手との順序崩壊。ガッカリだけど、ここはもうキッパリ忘れることよ!振りかえる1秒すら時間の無駄だわ。

今日も誰かが巡り会う~、遥か~遥か~…ここ東の街だから!婚活ちゃん。高収入、高収入、関西弁と3Kが揃ったイケメンだけど、もうコレはダメなパティーンだよ?モテ子の言うとおり、1秒でも、10°でも後方を振り返ろうもんなら婚期が遠のくよ?反省する間も惜しんで次進もっ!
…って、なんか「暗黒期つづく」って書いてあるんだけどね…。ねぇねぇ、ハッピーエンドって一体いつ迎えられるの?

【婚活ちゃんシリーズはこちらから】

※検証レポートは編集部で試した感想をもとに作成しております。効果を保証するものではございません。

この記事につけられたキーワード

Twitterでも最新情報をゲットできるよ!