【しなやか女子の心得】第23回 冠婚葬祭の服装マナー:結婚式編

桜庭先生
皆様、ご機嫌よろしゅうございます。
新年最初の「しなやか女子の心得」でございます。
ご挨拶が遅れましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

しなやか女子の心得とは…

ビジネスでもプライベートでも使える!知っておきたいマナーや常識を、心磨きの達人が伝授する、大人女子のためのお悩み相談所。テンプレート通りの立ち居振る舞いでは、ちょっぴりお堅い女子に見えてしまいがち…。ここでは、周囲だけでなく自分の心をも解きほぐす、桜庭流の美しい所作や心の在り方をお教えします。

冠婚葬祭の服装マナー:結婚式編

相談者:
匿名Aさん
直属の上司(男性)の結婚式に呼ばれました。新婦のお色直しはないそうですが、私自身の服装の色などで迷っています。アドバイスお願いします。
相談者:
マコ
今度学生時代の友人の結婚式に参列します。何度か経験があるので何となくの雰囲気はわかるのですが、フォーマルの場での洋服マナーなどはあるのでしょうか?気を付けた方がいい服装などあったら改めて知りたいと思っています。よろしくお願いいたします。

皆様、ご機嫌よろしゅうございます。

今回は、新年にふさわしい幸せシェアのご相談となりました。結婚式における服装のマナーについてご紹介させていただきます。着物ほど複雑な規定はない洋装ですが、それでもやはりフォーマルな場では、『プロトコール』と呼ばれる世界共通の礼儀作法があるのです。完璧にマスターできなくとも、その一部を知ることでより自信を持って結婚式という祝賀と喜びの場に臨めるようアドバイスさせていただきます。

【白と黒は避ける】

純白のウエディングドレス、主役は花嫁さんですね!我々友人は、そこに花を添えられるよう華やかな服装で臨みましょう。
20代であればミニ丈のドレスも可愛く映えますが、正式には、イブニング・ドレスに相応する場でもあるため、年代に合ったエレガントな装いを意識いたしましょう。また、どんなに美しい靴でも、「ミュール」と呼ばれる踵に留め具のないものはサンダル扱いとなり、西洋では部屋着で参列というぐらい失礼な行為になってしまいます。

昨今は、ブラックフォーマルもお洒落のひとつとしてお祝いの席で着用される方も多いようですが、こちらも原則プロトコールのマナーには反します。哀悼の意を表する色であるからです。どうしても便利な黒を着まわしたいということであれば、デザイン性の高いものやアクセサリーなどでドレスアップ度を高めましょう。

恥ずかしいわたくしの失敗談をひとつお話しいたしますね。
結婚式参列にも慣れた頃、シンプルなパンツスーツに上質なアクセサリーを身に着け、とてもエレガントな雰囲気の友人に憧れ真似たことがありました。しかし彼女はスラっとしたモデル体型ゆえの美しいスタイルでした。わたくしとは正反対…。集合写真では、華やかな友人達の中に、“スタッフさんが紛れている!?”という感じに写ってしまいました。自分が一番素敵に見えるスタイルを知ること、これこそが相手のためにつながるファッションでもあるということを学びました。

経験を重ねるうちに、結婚式に限らずパーティーの場での装いは上手くなっていくはずですよ。そのお洒落の過程もぜひ楽しんでいきましょうね!

とはいっても、寿貧乏なんていう言葉もあるように、ご祝儀含め出費が重なるときつくなるお財布事情もよくわかります。そのような時、わたくしはヘアスタイルで違いを楽しむようにアレンジしたものです。

【ヘアスタイルでドレスのイメージは変わります】

洋服のベースは同じでも、髪型を変えることで新しい自分に変身できるのです。実は髪型ひとつにおいても、プロトコールに則ったマナーがあります。格式高い場や上流階級にあたるアッパークラスの人々は、髪を下ろすのであれば上品なカールやワンレングス、きちんと整えられたアップスタイルを好みます。けばけばしいウェーブヘアやシャギーの多いヘアスタイルは労働者階級と判断されるのです。これは、日本の文化においてはあまりピンとこないかもしれませんが、エレガントさの基準の参考までにお話しておきますね。

個人的に気になるのは、日本のパーティーの場でよくお見かけする人気のゆるふわアップのスタイルです。若い方であればまだ可愛らしい雰囲気も素敵なのですが、30代後半になってからの顔の周りにふわふわとしたカールが垂れている姿は、大人のエレガントさからは少し遠のいてしまい、周囲に上品な印象を与えにくいものです。洋服とのバランスも考慮しながら、その時のご自身の年齢に相応しいスタイルが確立できるといいですね。

お洒落は自由なのに、少し厳しいと感じてしまいましたか?

今回は、パーティーの中でも結婚式ということですので、わたくし自身も教えるべきことはきちんと伝えたいという気持ちが強くありました。どんなに流行があろうと、やはり結婚式は新郎新婦、そして、そのご家族が主役にあたります。仕事上の関係者様、幅広い年齢層が集まる中で自分がどういう存在であるべきか、これを機に身なりを整え考えてみることは、大人になる上での大事なステップアップのチャンスだと考えております。

そして、しなやか女子の心得を読んでくださっている皆様には、基本は押さえながら、友人としてとびっきり美しい女性になってほしいと願っておりますし、そうなるであろうとわたくしは皆様を信じているのです。

よろしければ、『第4回:お着物で結婚式へ。正しい立ち居振る舞いを教えて』も併せてご覧ください。結婚式における一番大切なマナーの記載をしております。

心から美しいしなやか女子になるべく一緒にマナーについて勉強してまいりましょうね!Aさん、マコさん、どうぞ幸せに満ちた素晴らしい時間となりますことを、心よりお祈り申し上げます。

悩みの雲は晴れましたか?

お仕事だけでなく、冠婚葬祭やフォーマルなお食事会、彼ママ訪問など、大人女子がマナーや振る舞いに不安を感じてしまうシーンはまだまだ沢山あるはず。アナタが普段抱いている疑問を、桜庭先生に相談してみましょう。

↓ご相談やアドバイスのリクエストは下記から↓
桜庭先生
『MotecoBeauty』では、自分磨きに励む皆さまのお悩みを、茶道の精神“和敬静寂(わけいせいじゃく)”の心と、わたくし自身の経験をもとに解決していきたく思っております。今よりずっと豊かで美しくなれる心の在り方を、一緒に勉強してまいりましょう。

Author

桜庭佳織里先生
桜庭佳織里先生茶道家
幼少より、茶人の父のもと茶道の手ほどきを受け、研鑽を積む。
大手企業の第一線で活躍したのち、茶道の“心・心得”を通し、より豊かで幸せに生きるための茶ごころマナー、ライフワークを、各種団体・個人に向けて幅広く発信している。

※検証レポートは編集部で試した感想をもとに作成しております。効果を保証するものではございません。

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