意外と身近な病?パニック障害について

モテ子
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まずは知ること、受け入れること、かしらね。

「パニック障害」って聞いたことはありますか?女性もかかりやすい心の病気について、今回は理解を深めてみましょう。

パニック障害の症状とは

photo by Fotolia.com

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パニック障害とは、突然起こる強い不安と、それにより起こる身体の異常反応(パニック発作)を繰り返す病気です。パニック障害の医学的診断は、以下の症状のうち、4つが起こると診断されます。

  • 動悸、心悸亢進、または心拍数の増加
  • 発汗
  • 身震いまたは震え
  • 息切れ感または息苦しさ
  • 窒息感
  • 胸痛または胸部の不快感
  • 嘔気または腹部の不快感
  • めまい感、ふらつく感じ、頭が軽くなる、気が遠くなる感じ
  • 寒気または熱感
  • 異常感覚
  • 現実感消失または離人感(自分自身から離脱している感覚)
  • “どうにかなってしまう”ことへの恐怖
  • 死ぬことに対する恐怖

これら症状が予期せずに起こり、数分でピークに達し30分ほど持続するといわれています。また、これらの症状が突然起こるために、「またなるのでは」という不安(予期不安)が起きやすくなるほか、公共の場へ行くことへの不安・恐怖が高まり、誰にも助けてもらえないのではないかという考えが浮かぶ「広場恐怖症」を併発しやすいという特徴もあります。

どんな人がかかりやすいの?

パニック障害の生涯有病率は1.5~5%といわれており、これは人数にすると20~60人に1人の割合とされています。また、20代女性がかかりやすい病気との認識もされており、20代前後で発症し、30代半ばでさらに増加傾向にあるともいわれています。

また、病気になりやすい人の性格特性としては、一般的に以下のことがいわれています。

  • 真面目で内向的
  • 神経質、心配性
  • 責任感が強い、頑張り屋さん

これらの性格特徴の共通点としては、“緊張のしやすさ”が挙げられます。他人よりも緊張しやすく、自律神経が高ぶった状態が影響しやすいと考えられているようです。ただ、その一方で、パニック障害は、心や性格に原因があるのではなく、脳の神経伝達物質に問題があるとの指摘もあるため、一概に性格が原因とはいえない部分があります。

パニック発作時の対処法は?

パニック発作時は「このままどうにかなってしまうのではないか」という強い不安や恐怖が起きやすくなります。しかし、医学的にパニック発作で死亡することはないと考えられており、いかにパニック発作から落ち着くのかということが大切です。

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パニック発作時は、呼吸が浅く、肩で息をする状態になりやすいといわれ、また、いくら吸っても息苦しさが解消されず、過呼吸発作の状態になりやすいです。そのため過呼吸発作時には以下の内容を意識してみましょう。

  • 焦らずにゆっくりと呼吸をするようにする
  • 息を吸うことよりも吐くことに意識を向ける
  • 目を閉じずにあけた状態で過ごす
  • 「大丈夫」と自分に言い聞かせる
  • 安心する相手に寄り添ってもらう

日常生活での工夫

日常生活では、何か違和感のある際の対処方法を事前に確保しておきましょう。例えば、落ち着く避難先を決めておくことや、しっかりと通院し、お薬を処方してもらうことも一つです。心理カウンセリングでは、認知行動療法や自律訓練法といった内容が用いられます。これらは、精神科病院やメンタルクリニックなどで行われることが多いでしょう。

また、ご自分がリラックスできることを見つけることも大切です。その一つとして、女性に人気のあるヨガは、呼吸法を意識したリラクゼーションとして有効でしょう。焦らずに自分に合った対処方法を見つけてみましょう。

文:南/心理カウンセラー

参考文献:DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル(医学書院)

※検証レポートは編集部で試した感想をもとに作成しております。効果を保証するものではございません。

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