【しなやか女子の心得】第34回 忘年会シーズン到来…苦手なカラオケを上手に楽しむコツを教えて!

桜庭先生
桜庭先生
皆様、ご機嫌よろしゅうございます。しなやか女子の心得第34回を始めさせていただきます。

しなやか女子の心得とは…

ビジネスでもプライベートでも使える!知っておきたいマナーや常識を、心磨きの達人が伝授する、大人女子のためのお悩み相談所。テンプレート通りの立ち居振る舞いでは、ちょっぴりお堅い女子に見えてしまいがち…。ここでは、周囲だけでなく自分の心をも解きほぐす、桜庭流の美しい所作や心の在り方をお教えします。

忘年会シーズン到来…苦手なカラオケを上手に楽しむコツってあるの?


相談者:
マッキー
カラオケが苦手です。会社の忘年会で二次会はカラオケに行くことが多いのでこれからのシーズン憂鬱です。毎回参加するかしないか考えてしまいます。社会人としてのカラオケのマナーとかありますか?

皆様、ご機嫌よろしゅうございます。

早いもので2017年も残りあと一か月と少しで終わろうとしています。
2018年を気持ちよく迎えるために今できることは、新しい未来の自分へと脱皮するようなイメージでこの時期を楽しみきることです。古い殻を脱ぎ捨てるつもりで、少しずつ身の回りの掃除を始めるのもいいでしょう。また、年末に向けて忘年会なども増え、何かと慌ただしくなりますが、それも前向きにとらえ、日頃、言いそびれてしまいがちな感謝の気持ちを伝えてみたり、忘年会への参加が難しいのであればメールに一言お礼を添えたりしてみてはいかがでしょうか。それぞれに色々あった一年も、お世話になった人や支えてくださった方々の顔を思い浮かべてみると、きっと胸の奥のその優しい温もりを感じながら素敵な年末年始を迎えられると思いますよ。

さて、今回ご相談いただいたマッキーさんですが、今から忘年会の二次会のことで気が重くなっているようですね。カラオケにまつわるご相談、実は非常に多い内容のひとつです。

例えば、マッキーさんと同じようにカラオケが苦手で、

  • 行きたくない
  • できれば避けて通りたい

…といった、会社のお付き合いとのバランスのお悩みから、

  • カラオケでも上司の飲み物の注文を気にするべき?
  • 好きな歌より盛り上がる曲を優先すべき?

…のように、社交上発生するTPOに関するマナーのご相談までと幅広く、世の中にカラオケが娯楽として浸透した分だけ悩みがあるようですね。そう、カラオケってそもそも娯楽なんですよね。しかもその発祥の地はなんと日本!世界のKARAOKEというわけです。日本における社交場のひとつにカラオケが選ばれるのもわかるような気がいたしますね。そこで気を付けなければいけないカラオケのマナーをあげるならば、カラオケだからという観点よりも「ハラスメントに値しないか」を、いま一度認識する必要があるでしょう。

【これってもしかしてカラハラ!?絶対にしてはいけないカラオケ・マナー】

  1. 数回おすすめしてお断りがあった場合、それ以上、無理に歌わせようとしてはいけません。特に、仕事上の関係において歌わなかった場合に、業務に支障が出たり不利益なことが生じたりする場合は完全なるハラスメント行為です。
  2. ※すすめる目安は3回くらいまで。例えば、その温度感が、「お飲みもののお代わりいかがですか?」といった気遣いを感じるレベルであれば、相手も威圧感は感じないものです。もしも、歌うことを強制され不快な状況が続くようであれば、そっと近しい人にS.O.Sを出してフォローしてもらいましょう。歌うことは自己表現のひとつの手段です。しかし中には人前で歌うことや声に対するコンプレックスによる羞恥心が強く、精神的に大きな負担を感じる人も当然いることを、頭の片隅に入れておきましょう。

  3. 男女のデュエット曲を強要してはいけません。
    まして、軽い気持ちで嫌がる相手の身体に触ったり(肩に手を置く、腰に手を回すなど)、チークダンスを無理やり誘ったりする行為などもってのほかです。

※男女のデュエット曲には、公共の場におけるカップルの強要という意味合いになります。よって、LGBT含む同性愛者に対しても同様、セクシャルなことに関し不快感を与えることはハラスメントにあたるのです。

カラオケが苦手な方のほとんどの理由が、この上記2点に絞られるのではないでしょうか。

わたくし自身は、プライベートで行くカラオケは好きだったものの、仕事上の人とは行きたくない、という気持ちが昔は本音としてありました。自分が一番歌いたい曲は会社向きではないと思い込んでいたのです。周囲の目を気にして、空気を読んでいない人と思われたくない、人気曲で盛り上げないといけない、と勝手な制限を自分で設けていたわけですね。

そんな折、カラオケに対する想いが変わる出来事があります。

その会社を退職するときの送別会でのことです。大好きだった尊敬する上司が、郷ひろみさんの『お嫁サンバ』を一生懸命に振り付きで歌ってくださいました!同僚たちも、贈るメッセージソングを次々と歌ってくれました!その光景はまさに「THE会社」、「THE接待」に映るかもしれませんね(笑)。でも、仕事仲間のそれぞれの気持ちが伝わってきてとても嬉しかった思い出です。プロでなくても歌を通して人を感動させられる。小さなことを気にしてカラオケを楽しめなかった自分のつまらない自意識過剰さを恥じたのでした。

次の職場から思い切って、大好きなミュージカル曲を、心を込めて歌うようになりました。何ごとにおいてもそうであるように、自分の本当の気持ちを満たしてあげると、相手を尊重するゆとりがうまれます。そのゆとりある心は、すべての人間関係を円滑にしてくれます。自分の心に蓋をして無理をすれば、同じように無理をする人や出来事が集まってくること、誰しも経験があるのではないでしょうか。マッキ―さんもカラオケの何が苦手なのか、もう一度考えてみるといいと思いますよ。意外な本心が隠れているかもしれません。本当に心底嫌いなのであれば、「行かない」という選択に後悔も悩みも起こらないはずですから。

そもそも歌うことは、原始時代からの人間の本能です。言葉を発することの延長線ぐらいの気持ちでかまえていればいいと思います。カラオケのことでこの時期を憂鬱な気持ちで過ごすなんてもったいないですよ。よろしければ、第21回「年末の挨拶回りについて」の過去記事も参考にしてみてくださいね♪

悩みの雲は晴れましたか?

お仕事だけでなく、冠婚葬祭やフォーマルなお食事会、彼ママ訪問など、大人女子がマナーや振る舞いに不安を感じてしまうシーンはまだまだ沢山あるはず。アナタが普段抱いている疑問を、桜庭先生に相談してみましょう。

↓ご相談やアドバイスのリクエストは下記から↓
桜庭先生
『MotecoBeauty』では、自分磨きに励む皆さまのお悩みを、茶道の精神“和敬静寂(わけいせいじゃく)”の心と、わたくし自身の経験をもとに解決していきたく思っております。今よりずっと豊かで美しくなれる心の在り方を、一緒に勉強してまいりましょう。

Author

桜庭佳織里先生
桜庭佳織里先生茶道家
幼少より、茶人の父のもと茶道の手ほどきを受け、研鑽を積む。
大手企業の第一線で活躍したのち、茶道の“心・心得”を通し、より豊かで幸せに生きるための茶ごころマナー、ライフワークを、各種団体・個人に向けて幅広く発信している。

※検証レポートは編集部で試した感想をもとに作成しております。効果を保証するものではございません。

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