【しなやか女子の心得】第46回“最近の若者は…”世代とのコミュニケーションの取り方

桜庭先生
桜庭先生
皆様、ご機嫌よろしゅうございます。師走に入り、何かと慌ただしい日々とお察しいたします。普段だったら流せることも、気ぜわしい時ってイライラしてしまうことありますよね。

しなやか女子の心得とは…

ビジネスでもプライベートでも使える!知っておきたいマナーや常識を、心磨きの達人が伝授する、大人女子のためのお悩み相談所。テンプレート通りの立ち居振る舞いでは、ちょっぴりお堅い女子に見えてしまいがち…。ここでは、周囲だけでなく自分の心をも解きほぐす、桜庭流の美しい所作や心の在り方をお教えします。

いつの時代も「最近の若者は…」と言いがちな“元”若者

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。2019年も「しなやか女子の心得」をどうぞよろしくお願いいたします。心も身体もしなやかで美しい女性を目指してまいりましょうね!

さて、近頃企業様から若い世代のコミュニケーション不足についてご相談をいただきます。先日も、人材育成関連の座談会にてこんな意見が飛び交いました。

コミュニケーション不足が原因で仕事がスムーズにすすまないことがある
社内コミュニケーションに対して希薄な人は報連相も苦手な傾向。時として大きなトラブルにつながってしまうので困る
SNSや文章では饒舌なのに、実際に会ってみるとおとなしい印象の人が多い

業務に影響してしまう、という観点ではやはり他者とのコミュニケーション不足は、社会人としてもウィークポイントになってしまうようですね。そのツールが大きく変わったのは、やはりインターネットの普及からでしょうか。ビジネスにおいては、メールでのやり取りが主流になりました。携帯電話もしかりです。今となっては、メールや携帯無しでどうやってビジネスが成立してたのかと不思議に思うくらいです。さらにさかのぼれば、FAXが家庭で一般的になった時もえらく感動したものです。書いた文字がそのまま離れた場所で受け取れるのですから!

それを考えると、コミュニケーション能力の低下というより、その方法が多様化したことでジェネレーションギャップによる不一致感がより高まったといえるのではないでしょうか。

家族間でさえ、そのツールは時代と共に変化してきました。ひょっとしたら、電話や置き手紙で伝言を残すことさえ、LINE普及世代にとってはもう古いことなのかもしれません。ということは、挨拶はしっかり相手の目を見ることよりも、人気のスタンプを送信する方が誠意を感じるコミュニケーション手段になっているかもしれないのです。読者の皆様も、生きてきた時代背景によって感じることはそれぞれかと思います。

それらの常識と常識が違うのですから、仕事においては、感情論より実践的に問題を解決することが必要です。そのために、わたくしが個人的な悩みにぶつかった時にも活用する解決方法をお伝えします。少しでもお役に立てたら嬉しいです。すべての疑問・質問に対して【何が問題?】と自分に問うのです。

「コミュ不足で仕事がスムーズにすすまなくて何が問題?」
「報連相が苦手で何が問題?トラブルの何が問題?」
「SNS上と実際のキャラクターが違う人の何が問題?」

そうするときっと、“だって○○!!”“そうなったら○○”と何かしら反論したくなるような答えが出てくると思います。それでもさらに問い続けるのです。【何が問題?】と。すると、本当に解決したいことの本質が見えてきます。

ひと昔前はSNSでの表現の場がなかっただけで、多面性は人間の本質です。おとなしいと感じるその方をどう受け入れ、活かすのか。マネージメントスキルの腕が鳴るところですね。報連相についても、相手の方と徹底的な話し合いは必要でしょう。子供の忘れ物を気を付けるお母さんのように、言葉で言ってダメならメモに残すなど、改善策を見つけることが大切です。この【何が問題?】で突き詰めていくと、最終的には「自分が困る」に行きつくと思うんですね。特に仕事関連においては。クライアントや周りに迷惑がかかるを通り越すと、結局、最後は自分なんです。自分が問題の鍵を握っています。つまり、問題なんか最初から無い、と思えば問題はないというわけです。

ちょっと炎上しそうな答えになってしまいましたね(笑)。一つ、わたくしの経験をお話しします。会社員時代、社内に常勤のエンジニアの方ですごく感じが悪くて怖い人がいました。挨拶はないですし、もちろん目なんか合わせてもくれず、メールも要件のみ。しかし業務上、プロジェクトの進行管理の共有など関わりはあるのです。怖い人と思っていたので、業務は非常にやりづらかった人でした。

でも【何が問題?】で自分と門答してみると、話しかけにくいことで業務が遅れがちになることと、そのことで相手のご機嫌具合いを図る自分にイライラしていることがわかりました。そして問題はシンプルで、願いは「もっと仲良くなりたい」でした。怖い、ではなくて、仲良くなりたい!という本音がわかると不思議と見える景色は変わってきます。思い切ってメールでランチのお誘いをしました。怖いことが問題ではないことがわかったから。そうしたら、たくさんのお店の候補をまとめてメールで送ってくれました。その方は、面と向かった挨拶や営業スマイル・ビジネス仕様のメールは苦手でしたが、PC技術に関わることや、こうした情報収集をすることは好きでした。お陰様でランチを一緒にできる仲になってから、怖いと思っていた一連の行動もまったく気にならなくなりました。

これは【仲良くなりたい】にフォーカスした結果です。自分の心の在り方ひとつで心模様はきっと変わってきますよ。もし、こういった悩みをお持ちの方は、意識を変えてみてはいかがでしょうか。心が晴れる出口が見えるかもしれませんね。

悩みの雲は晴れましたか?

女子がマナーや振る舞いに不安を感じてしまうシーンはまだまだ沢山あるはず。アナタが普段抱いている疑問を、桜庭先生に相談してみましょう。

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桜庭先生
『MotecoBeauty』では、自分磨きに励む皆さまのお悩みを、茶道の精神“和敬静寂(わけいせいじゃく)”の心と、わたくし自身の経験をもとに解決していきたく思っております。今よりずっと豊かで美しくなれる心の在り方を、一緒に勉強してまいりましょう。

Author

桜庭佳織里先生
桜庭佳織里先生茶道家
幼少より、茶人の父のもと茶道の手ほどきを受け、研鑽を積む。
大手企業の第一線で活躍したのち、茶道の“心・心得”を通し、より豊かで幸せに生きるための茶ごころマナー、ライフワークを、各種団体・個人に向けて幅広く発信している。

※検証レポートは編集部で試した感想をもとに作成しております。効果を保証するものではございません。

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